いざ、転職先が決まると次は会社へ退職の意思を伝える必要があります。
今回は退職交渉の話から最終出勤日までの話をします。
どのように会社側に伝えて良いのか、とても迷いますよね。
私もとても迷いました、、、上司からは怒られるのか、何を言われるのか、かなりソワソワしました。
ですが、前回記載したように転職エージェントの方にも相談して上手く進めることができたと思います。
転職先が決まったあと、どのように伝えれば良いのか迷っている方、必見です。
退職交渉の流れ
おおまかな流れはこのようなカンジでした。
会社の規定で「退職日の○カ月前までに上司に退職の旨を伝えること」など、ありますのできちんとチェックしましょう。
私の場合は「2カ月前」でした。
直属の上司へ退職の旨を伝えるため面談
まず直属の上司に退職の旨を伝えることから始まります。
私の場合は、内定後すぐ、定時後に上司に
「すみません、少し時間を頂けますか。会議室で打合せ願います。」
と依頼しました。会議室予約システムから、隣室も空いていることを確認し漏れ聞かれないことも考慮の上、会議室を選定しました。
第一声は
「誠に勝手ではありますが、○月○日に退職させて頂きます。」
上司からの返答は
「えっ!!マジかよ。」
でした。
その後は、理由、経緯、転職先などについて話しました。
転職先については話さなくてOKと、転職エージェントの方からコメントを頂いておりましたが、上司からの圧に負けて、話してしまいました。
慰留するように強く言われることもなく、アッサリでしたのでホッとしたことを覚えています。
こちらからは決定事項として、強めに退職の旨を伝えたこと、直近で数名退職していることからも、「またか、、、」というカンジだったのかもしれません。
所属部署の部長との面談
続いては所属部署の部長との面談です。
ここは直属上司が、日程等をセッティングしていたため、説明だけでした。
この頃、私は保育園の送りのため、出勤時間を1時間ほど後ろにズラしていたのですが、この面談の時間は通常始業時間からとなりました。
「なんだか、そのような配慮のないところなんだよな。」と思いながら面談をした記憶があります。
ここでも決定事項ということで、ハッキリと退職する旨を伝えました。
本部長の面談
最後に本部長との面談です。
これが最大の関門でした、、、。
退職の旨は上司、部長から伝わっているので、退職することが前提の面談でしたが
「なぜ辞める?」
「転職先でどのようなことをする予定だ?」
「今度、若手の退職者が出ないようにするにはどうしたら良いか?」
質問攻めでした(笑)
正直、退職するのでハッキリ理由を言っても良いと思いましたが、いつどこで会うか分からないですし、オブラートに包んで、包んだまま、そっとポケットに入れました(笑)
質問攻めでは
本部長「なぜ辞める?」
私「家庭環境の変化で、現状の業務量からの過度な残業が厳しくなり、続けていくことができません。」
本部長「オレが若いことは~・・・。」
このようなやり取りは、マンガやドラマの定番ネタだと思っていたので笑いそうになりなった記憶があります。
やはり、経営層と一般社員では多くの点で温度差があるように思います。
経営層はより長期的な視点でモノゴトを見ます。それは細かいところまでは見えないですから、この数カ月~数年がツラく、将来に希望が持てないという現場担当者の思いを汲むことはできないですね。
このような面談を乗り越えて、無事に退職の承認を得ることができました。
仕事の引継ぎ
引継ぎ資料の作成
承認を得ることができたら、続いては仕事の引継ぎです。
上記が分かるような資料を作成しました。
正直、この資料作成が一番しんどかったです。
通常業務を行いながら、深夜にこの資料を作成するのですから、、、。
ですが、社会人たる者のマナーですのでしっかり作成するのは当然です。
後任者がスムーズに着手できるように情報をまとめつつ、引継ぎの打合せを数回行うことが良いと思います。
取引先への挨拶回り
そして、ある程度情報を後任者に伝えたところで、取引先への挨拶回りを行いました。
コロナ禍ということ、全国の仕事としていたということで、ほぼ全てオンラインにより挨拶でした。直接挨拶できなかった方へは、メールを入れることにしましょう。
最終出勤日
社内整理
最終出勤日が来るまでに、会社から貸与されているモノを整理しましょう。
私は紙面の資料、書籍が多かったため、破棄することが大変でした。
また、PCや携帯電話を返却した際は何だか解放された気分になり、とてもホッとしたことを覚えています。
最終出勤日には、ほんの少しの私物とPCのみとなった私のデスクはとても広かったです(笑)
挨拶
最終出勤日は社内の挨拶回りを行いました。
今までお世話になった方々に挨拶し、新天地での目標を話し、エールを頂きました。
グループメンバーや他部署の方、周囲の方々にはホントに恵まれており、感謝しかありません。
感謝を胸に挨拶回り、必要な退職手続きを行い、引継ぎもバッチリ、円満退社を目指しましょう!!
まとめ
どうでしたでしょうか。
私の場合は、このような流れで退職に至りました。
記載していない細かい部分でトラブったところもありましたが、
大きく揉めることはなく、比較的スムーズであったと思います。
やはり退職交渉では、しっかりと退職する意思を伝えることが重要だと思いました。
今回もご覧頂き、ありがとうございます。
次回も宜しくお願い致します。
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