以前に「HP Pavilion Aero 13-be」を購入し、レビュー記事を記載しましたが今回は「DELL Insprion 14(5425)」を紹介したいと思います。
HP Pavilion Aero 13との違いや特徴について説明します。
Inspiron 14も在宅勤務はもちろんのこと、たまの外勤時にも利用できるコスパに優れたモバイルPCです。
購入経緯
自宅用メインPCとして「HP Spectre ×360 15」を利用しているのですが、もっと軽く機動性の高いPCが欲しいと思っておりました。
そこで以前紹介した「HP Pavilion Aero 13 be」をサブ機として購入したのですが、今は完全に嫁さんのモノになってしまいました(笑)
それならば新しくサブPCを購入しようと思い(嫁さんには秘密裏に)、探し始めました。
後ほど紹介しますが、スペックはAero同様、office程度の作業であれば全く問題ありません。
ですが、Aeroと違い13.3インチではなく14インチとなっており、ひと回り大きいです。
スペック紹介
購入したInspiron 14とAeroはほぼほぼ同じような構成になっています。
CPU | Ryzen 7 5825U |
GPU | 内蔵 AMD Radeonグラフィック |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB |
ディスプレイ | 14型 1920×1200 16:10 非光沢IPS タッチパネル非対応 250nits |
5G/LTE | 非搭載 |
外部インターフェース | HDMI×1、USB type-C×1(3.2Gen2、PD、DisplaayPort対応)、USB type-A×2(3.2Gen1)) |
重量 | 約1.54kg |
バッテリー | 54Wh |
AeroではRyzen7 5800Uでしたが、Inspiron 14はRyzen7 5825Uとなっております。
Ryzen5 5625Uのモデルもありますが、永く使用するならば、Ryzen 7搭載で16GBのモデルを購入することをオススメしています。
各モデルごとの金額は
- Ryzen 5、8GB、256GB:76,123円
- Ryzen 5、16GB、512GB:86,855円
- Ryzen 7、16GB、512GB:97,183円
上記は税込み価格です。(DELL公式より、2022/07/16現在)
今後はメモリ16GBが標準になってきますので、真ん中のモデル以上にされた方が良いです。
そこでCPU性能差としての約10,000円をどのように考えるかですね。
インテルのCPUでは同等スペックでも、価格が上がるためRyzenのコスパは大変良いと思います。
ベンチマークですが、CINEBENCH R23では
- マルチコア:8782
- シングルコア:1410
でした。
Aeroはマルチコア:7564、シングルコア:1400でしたのでマルチでは勝っており、シングルは同等ですね。測定する度に多少誤差があるので、まぁざっくり同等とみても良いと思います。
現在メインPCとしているHP Spectre(Core i7-10750H)ではマルチコア6000~6500程度、シングルコア1000程度でしたので、そちらより高性能です。
Spectreは高かったのに、、、ちょっとショックです(笑)
CINEBENCHの稼働時、8コア16スレッドが100%に張り付いていましたが
キーボード部分がほんのりと温かい程度で、タッチパッドまわりはほとんど熱くならず、高負荷時の操作も問題ないと思いました。
これは大変嬉しいポイントですよね。
外観デザイン
カラーバリエーションはプラチナシルバーとぺブルグリーンの2種類があります。
今回購入したモデルはプラチナシルバーになります。
高級感があり、カフェに持ち込んでもOKだと思うデザインです(笑)(ドヤれるかどうかは別ですが)
指紋はそんなに目立ちませんが、Aeroの方が目立たなかったと思います。
重量は約1.54kgとモバイルPCとしては重めです。その点ではAero(約957g)に劣ります。
たまの外勤で持ち運ぶ程度ならば気にしないと思いますが、毎日持ち運ぶならばより軽いモデルにした方が良いですね。
家の中の移動程度ならば、気にならないでしょう。
次に外部インターフェースです。
左側には電源ジャック、HDMI、USB Type-A、Type-C
右側にはフルサイズSDカードスロット、USB Type-A、イヤホンジャックとなっています。
Aeroと違い、SDカードスロットがあることは大変嬉しいです。なくてもいいけど、
あるとあるで便利ってカンジです。
Type-Cからも充電が可能で、我が家では下記の65W Type-C充電器を使用しており、iPad Air、Galaxy S20、嫁さん会社PCと多くのデバイスに給電しています。
45W充電器から給電すると、「電力が足りていません」が表示されますが一応充電はできていました。
専用電源も付いていますが、今のところ使用していません。
また、我が家ではType-C付きの4Kモニターを使用しているので、映像出力+充電が可能で大変助かっています。すべてがケーブル1本で済むってめちゃめちゃ便利ですよ。
DELLのこちらのモニターがオススメです。
こちらのモニターを紹介した記事もあります。
ディスプレイ
続いてディスプレイについてです。大きくはAeroとは変わらず
非光沢IPS、1920×1200となっており、映り込みが少なく、とても美しい画面です。
縦横比が最近流行っている16:10です。webサイトを閲覧する際に通常の16:9よりも情報量が多く表示できるため、快適なブラウジングが可能とのこと。
実際に使ってみると「ちょっと違うかな、ちょっと見やすい?」程度ですが、スクロール回数が減るのはありがたいです。
ちなみにタッチパネルは非対応です。
輝度についてはInspiron 14が250nits、Aeroが400nitsとなっており、Inspiron 14の方が暗い感じがします。
屋内で使用する分には影響はないですが、外の光が強く入る場所では、もうちょっと明るくしたいと思いました。
その点ではAeroの方が優れています。
(色域などについても違いはありましたが、Office程度の業務環境にはほぼほぼ影響がないので割愛します。)
良いポイント
上記以外の良いポイントを記載します。
Aeroのような特殊なキー配列ではなく、「enter」など多用するキーは大きくなっております。
キーストロークは1.3~1.5mm程度、キーの質感も良く、ノートPCとしては打ちやすいと思います。
キーボードバックライトも搭載しておりますが、ホントにほのかに点灯ってカンジで、嫌みがなく好きです。
タッチパッドはメインPCのHP Spectreより広く、使用しやすいです。サブPCなのでマウスは使用しておりませんが、あまり不便を感じていません。
続いては電源ボタン一体型の指紋センサです。
反応速度精度も良く、大変便利です。
残念ポイント
コスパに優れ、良いポイントが多いPCですが、ちょっとした残念ポイントは2つあります。
Aeroも同様ですが、ディスプレイを開いた時の角度です。
最大限、開くと下の写真のようになります。130°程度まで開くことができますが、
180°まで開くことができないのは、ちょっと残念ポイントです。
ソファーに座り、膝に置いて作業をする時に、「もうちょっと開いて欲しい」と思うことがあるんですよね。
目立った残念ポイントは以上です。
強いて言うなら外観デザインでも記載しましたが、1.54kgはちょっと重いです。~1.3kg以下ならば良かったのですが、、、。
屋外で使用する方は、450nitsぐらいはあった方が良いと思うので、その点も気を付けた方が良いと思います。
まとめ
Inspiron 14も上位クラスのCPU性能でありながら、10万円以下であること、大変コスパに優れたモバイルPCです。
Aero同様にクリエイター用PCではないですが、動画鑑賞や一般的なoffice程度の作業ならば困ることがないスペックになっています。
簡単な動画・画像編集ならばこなすことができます。ですが、ディスプレイが色域が狭いのが残念、、、。
メインPCとしてはHP Spectre ×360 15を使用し続けますが、サブPCとしてはほぼ完ぺきな製品です。
残念な点は重量1.54kgぐらいですが、そこは金額で妥協しました。
それでも永く使うサブPCとして、重宝すると思います。
皆様も永く使うことを前提とするばらば絶対にメモリ16GBにした方が良いですよ!!
サブPCでこのスペックがあるとめちゃめちゃ便利ですよ。(簡単なモデリングや計算もできますし)
今回もご覧頂き、ありがとうございます。
次回も宜しくお願い致します。
2022/08/13 追記 PCケース
14インチのPCケースってなかなか良いものがなく、探していたのですが、今回は「nahe(ネーエ)ソフトPCケース14インチ」にしました。
シンプルなデザインで、カラーバリエーションも豊富ということで私好みです。どのカラーにするかかなり悩みました(笑)
取っ手もの付いており、持ち運びにも便利、内側にはクッション材が入っているのでしっかり保護することができます。
今回購入したDELL Inspiron 14はこちらのケースに入れて、大切に使用しています!!
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